効果的なゴキブリ駆除のために④~中間市周辺でゴキブリ駆除をご依頼なら~BIORESCUE虫の110番

いつもご依頼ありがとうございます。

先日のゴキブリの続編です。今日はゴキブリの駆除方法について書きます。

駆除の方法として、ポピュラーな方法としては薬剤散布による駆除があります。家の中に薬剤をまくというと抵抗のある方も多いようですが、昨今の薬剤は安全性が高くにおいもほとんどありません。人体に影響がほとんどなく虫のみに効くものがほとんどです(選択毒性といいます)。

薬剤による駆除の場合、ゴキブリの生息範囲や通り道に散布すること(残留施工といいます)で薬剤が地雷のような役割をしてくれます。ゴキブリはおなかをこすりながら移動しますので、薬剤がおなかの気門から吸収されて効果的に駆除することができます。

この方法は非常に効果が高いのですが欠点もあります。

残留施工の場合、使用する薬剤は遅効性(触れてから効くまで一定の時間が必要)なので、どうしても薬剤にあたったゴキブリが表に出てきて死んでしまうことです。薬剤に当たったゴキブリが刺激を求めて明るいところに出てきてしまうからです。場合によって施工してから1週間くらいは逆にゴキブリが目につくようになってしまいます。特に飲食店やゴキブリの苦手な家庭ではゴキブリが目につく状況自体が問題なのでこのような駆除だけではお客様の期待に沿うことはできません。

そこで、多くの業者は薬剤の残留施工をする前にフラッシング&キル(おびき出しと駆除)といわれる作業を行います。ゴキブリの生息している場所に即効性があり忌避性の高い(ゴキブリが嫌がるということ)薬剤を少量吹き込むことでゴキブリをおびき出して駆除する方法です。この方法は非常に手間のかかる作業ですが、特にクロゴキブリの場合、活発の移動する成虫をある程度駆除してしまうことで、ゴキブリが明るいところに出てきてしまうことを最小限に抑えることができます。

このフラッシング&キル(おびき出しと駆除)のレベルが業者のレベルといっても過言ではありません。優れた駆除業者はこの作業で成虫をしっかりと駆除してから薬剤散布を行うので効果的な駆除が可能なのです。(とはいっても、ゴキブリがすでに繁殖してしまっている状態では完全に抑えることはできません。ゴキブリを全く見たくないという人は定期的に薬剤散布をしてゴキブリの繁殖を事前に抑えることが必要です。)

充分なフラッシング&キルを行ったうえで、薬剤を散布していきます。薬剤は安全なものを使っていますが、化学物質には違いないので、弊社では極力人の手が触れないところに薬剤を使用します。特にキッチンや洗面台の裏側や配水管の部分などはゴキブリが水を求めて集まるところなので念入りに薬剤を入れていきます。また、チャバネゴキブリの場合は温かいポットや冷蔵庫の裏などにも散布します。

 

以上長々と書きましたが、一口のゴキブリ駆除といってもゴキブリの生態を熟知したうえで駆除をすること、また即効性の高いピレスロイド剤や即効性は低いが長期の効果が期待できる残留薬剤などを駆使することによって駆除の効果をあげていることがわかっていだけたかと思います。

次回は薬剤散布以外の駆除方法について書きたいと思います。