いつもご依頼ありがとうございます。
今日は鞍手郡小竹町新多でイタチ調査に来ております。
このお宅もどこからか忍び込んで天井裏でごそごそ言っているようです。
イタチなどの害獣の建物侵入への対策工事の基本は、侵入経路の特定です。そのためには何より建物周辺をじっくり調査してイタチがどのようにして屋根に上っているかを見極めることが大切です。特に家の周りの樹木などから屋根に上る、飛び移るということが多いので樹木などを入念に確認します。
イタチの場合はアライグマなどとは違って何かを前足でつかんで登るようなことはできません。ですからアライグマのように雨どいなどをよじ登るというよりは樹木などを伝って低いところから高いところに順に飛び移って屋根に上がることが多いようです。
今回のお宅は樹木はきれいに剪定されていて獣の侵入を許すようなものはありませんでしたが、イタチの侵入経路はわかりました。
写真は物置ですが、建物のすぐそばに建っています。そのそばにフェンスがありますね。どうもこのフェンスから物置に飛び移っているようです。
写真は物置の屋根の部分ですが、イタチと思われる足跡が複数ついています。フェンスから物置のこの部分に飛び移って、物置から母屋の屋根のほうに移動しているようです。
侵入経路がはっきりすれば経路を塞ぐ手立ても講じることができますし、捕獲にしても有効な場所に罠を設置することができますね。
今回は調査でしたので、これから具体的な対策工事を行っていきます。またご報告しますね。