田川市・田川郡周辺でアライグマでお困りなら当社へ【福智町上野・アライグマ追い出し工事】

いつもご依頼ありがとうございます。

今日は田川郡福智町でアライグマの追い出し工事を行っています。

(当社の害虫・害獣駆除の作業方針と流れ、こちらもご覧ください)

 先日も書きましたが、アライグマは日本の原産種ではないにもかかわらず、ペットとして持ち込まれ、それが野生化してしまいました。今はかなりの勢いで増えて問題になっています。特に当社が仕事をしている北九州、筑豊地方では爆発的と言っていいほどの殖え方です。

 アライグマは太いかぎ爪を持っていて雨どいなどから屋根に登ってきます。この時期は繁殖等のためにねぐらを探していますので天井裏などに入り込むことが多いようです。

 

 

写真は今日の現場のアライグマが入り口にしている箇所です。棟がかぶさっている左端のところに入り口があります。もともとは漆喰で固めてあったようですが経年による劣化で崩れて穴ができてしまっているようです。

 アライグマの面倒なところは、足の力がとても強いところです。イタチなどはどちらかと言うと穴が開いている箇所を利用して天井裏に入ってくるイメージですが、アライグマの場合、少々の穴は広げてしまいますので、アライグマによって屋根の破壊も進むことになってしまいます。また、網等で塞ぐ程度では簡単に破ってしまいますのでモルタル等でしっかりと埋めることになります。

 何分高所の作業ですので、場合によっては大工さんや左官さんおお力を借りながらの作業となります。今回は傾斜があまりないので大丈夫でしたが、それでも入母屋の屋根が何層にも入り組んだ立派なおうちなので、施工個所は5mほどの高所になります。簡単な安全帯のみを着用しての長時間作業になりますので、なかなか難しいところです。

 とは言え、木材や金網等でしっかりと下地を作り、モルタルで固めて補修することができました。屋根の内側に大きな隙間ができてしまうようなケースは大工さんなども想定していないケースのようで補修の仕方も確立されていません。その時の状況に応じて工夫していくしかないようです。もっと手軽に確実に補修できる方法が確立されればよいのですが。

 いよいよ4月に入りました。まだまだアライグマの案件は続くと思います。屋根裏で大きな音がしたり、うなり声がするなど異常がありましたらお早めにご相談ください。お待ちしております。