いつもご依頼ありがとうございます。
今日は鞍手郡小竹町の民家で天井裏にイタチが入っているとの報を受けましたので、調査に入っています。イタチの場合は数センチ程度の隙間でも天井に入ってきてしまうため、思わぬところから入り込んでしまうことがあり、調査も大変です。
調査は家の外周からはじめて、家の中、天井裏と進めていきますが、一番重要になってくるのが屋根上調査になります。なぜならイタチは屋根から入ってくる場合がもっとも多く、多くの場合屋根についた足跡から侵入経路を特定できるからです。
今回も屋根の上に足跡を見つけました。それをたどっていくと、、、、ありました!
侵入口です。意外と築数年の新しい家でもこのような隙間があります。屋根の部分が重なっていると外見からは見えないですし雨も入らないので大工さんも気にしないようです。このような隙間からイタチが入ってしまうのです。
イタチは冬から春先に向けて天井裏に入り込みます。小さな入り口で中の広い天井裏は外敵が入ってこないためイタチのすみかとしては格好のものとなります。
さて、天井裏に煙を焚いて、天井裏にイタチが潜んでいないか、確認してから入り口を塞ぎました。このような場合の対策としては入り口を塞ぐことを最優先しています。外にはいくらでも獣はいますのでいくら捕獲しても次の害獸が現れます。要は人間のテリトリーに入らなければよいので、侵入口を塞ぐことがもっとも大切なのです。
すでに2月に入りました。そろそろイタチも繁殖を始める頃です。天井裏で繁殖してしまうと追い出しにも駆除にもかなりの時間と手間がかかってしまいます。お困りごとは今のうちに解決しましょう。ご相談をお待ちしています。