いつもご依頼ありがとうございます。
年が明けたと思ったらもう2月になりそうですね。早いですね。
さて、今日は北九州市小倉北区でハトの調査を行ってきました。最近ではドバトによるフンなどの迷惑被害が増えています。
(当社の害虫・害獣駆除の作業方針と流れ、こちらもご覧ください)
日本でみられるハトは一般的にはカワラバトといいます。ハトの中でも人に馴れやすく扱いやすく、普段私たちが目にするハトは伝書鳩や食用などの目的で家禽化されたものが再び野生化したものです。日本では猛禽類などの天敵も少なく、ハトに餌付けする人なども多かったことから今これだけの数になってしまいました。
ハトはもともと断崖などの岩場などに生息していたものなので、ビルやマンションの高いところに侵入してフンなどを落としてしまいます。マンションなどのベランダなどはネットを張るところも増えてきていますが、美観を損なうこともありなかなか根本的な解決策が打てないのが現状です。またビルなどでは鉄骨の隙間などに入り込んで営巣してしまうので対策するにも足場などの本格的な工事が必要となってしまいます。
そこで近年、よく使われるようになったのがハト用の忌避剤です。
今回の案件でも屋上にハトが止まることにより糞が下の階に垂れるとこことでしたので、屋上のへりにハトが止まることを防ぐ対策として忌避剤の設置を提案しました。
屋上全体では費用がかさみますので今回はベランダ側のへりを中心に施工します。片側だけですので依然ハトが屋上に近づく可能性はありますが、ベランダ側に寄せ付けないようすることで糞が垂れる問題はかなりの改善が見込まれます。
忌避剤の効果として
イ) ハトが嫌う臭いによりハトを寄せ付けない。
ロ) 忌避剤の色が炎のように見えることでハトに恐怖を与える。
以上の2点があります。忌避剤の効果についてはメーカー提唱で2年となります。(使用環境によっても左右されます。)
忌避剤の効果で徐々にハトは不快を学習し、一か月ほどで徐々に学習効果を発揮します。
上にも書いたように忌避剤には効果を保証する期限もありますが、工事が比較容易で費用も安くできます。できちんと利点欠点を理解して使用すれば非常に有用です。近年では従来あった工事方法にこのような忌避剤などを組み合わせて効果を出す方法が主流になっているようです。
お困りのことがございましたら、早めにご相談ください。