この時期は羽アリにご注意ください~シロアリ駆除のご相談はBIORESCUE虫の110番まで

シロアリは4月から秋口にかけて羽アリとなって地上に飛び出します。「シロアリ」と言っても羽アリの場合は黒や褐色をしていますので誤解する方も多いのですが、この羽アリはシロアリの被害発見の重要なサインとなります。

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今日はシロアリについて書きたいと思います。

朝晩は少し肌寒い日もありますが、もうすぐシロアリはシーズンです。

4月から夏にかけて、日本でいわゆるシロアリといわれているヤマトシロアリとイエシロアリの群飛の時期は始まります。これらのシロアリは一つのコロニー(巣)にヤマトシロアリで5万から10万くらい、イエシロアリになると数十万匹のシロアリが生息していますが、群飛とはその約5パーセントが羽アリとなって巣から飛び出す現象のことです

シロアリは「白蟻」ですから、白いありだと思っている方が多いのですが、白いのは働きアリだけです。この時期に飛ぶ羽アリは白くありません、黒や、濃い褐色の羽の付いた虫が家の中に入ってきているなら、それはおそらくシロアリの羽アリです。もし、家の中で大量に飛んでいる場合は特に要注意です。

群飛では働きアリの一部が羽アリとなって新しい営巣地を求めて飛び立ちます。ヤマトシロアリ(4から5月)は全体的に黒っぽい色をしていて胸のところ(前胸背板という部分)が黄色くなっています。イエシロアリ(6月から夏にかけて)は褐色の色をしています。ヤマトシロアリは日中に、イエシロアリは主に夕方にいずれも数千匹単位で巣から飛び立ちます。

羽アリは巣から散らばるように飛ぶので、たいていはどこの家にもやってくるものですが、家の中にたくさん出ている場合は、その家の真下に白アリの巣がある可能性があります。巣の有無は群飛の状況によって大まかに判断できますが、その辺については次回詳しく書きたいと思います。

気になることがございましたら、お気軽にご相談ください。