いつもご依頼ありがとうございます。
今日は中間市でイタチの駆除工事を行っております。イタチは3月ごろから相談がふえてきますが、それはイタチの繁殖の時期だからです。チョウセンイタチは春の時期に子供を産んで育てます。(九州では秋口にも繁殖する例が報告されていますがが、多くは春のようです。)
ということで、中間市の民家でチョウセンイタチの親子が天井裏に営巣しておりました。動物が親子でいると駆除の難易度は格段に上がってしまいます。理由は簡単で親が子供を守ろうと必死になるからです。
ほかの季節であれば簡単に追い出してしまえるようなケースでも、子供がいる場合は向こうも必死ですからどのように転ぶかわかりません。逃げる時にも子供を連れて(くわえて)移動しようとしますので、子供を厄介な場所(保護しにくい場所)に移してしまったり、どこかの隙間に落としてそのまま死んでしまったりというようなリスクが伴います。
したがって、親子で営巣していて、しかも子供が確保しやすい場所(天井や壁の破壊を伴わない、もしくは軽微な場所)にある場合は、子供はとりあえずそのままにして親の捕獲を優先します。捕獲は少し時間がかかってしまう場合がありますが、上記のようなリスクを避けるならば最善の方法といえます。
さて、こちらのお宅では10日ほどかかりましたが、無事親イタチを捕獲しましたので、今日は営巣個所の壁を開口して2匹の子供を確保しました。営巣個所をきれいに消毒して開けた壁をふさぎます。もうかなり大きくなっています。2か月近いのではないでしょうか。
私のところに依頼してくるお客様は最初に天井裏で音がしてから、しばらく様子を見て(1週間、長くてひと月)連絡してこられます。私がうかがう頃には巣が確立して繁殖が済んでしまっているので非常に厄介です。コトリとはじめて音がしたときにすぐに相談していただければもっと簡単に安価に駆除できたという場合は多いのです。
お客様に気軽に相談していただけるよう、見積もりは無料でしております。
まとめます。
天井裏などに害獣が侵入、子育てが始まると厄介です。
コトリと音がしたらすぐに相談してください。見積もりは無料です。