いつもご依頼ありがとうございます。
かなり暖かくなってきました。最低気温が15度を超えると虫も活発に動き出します。これから夏にかけては害虫と格闘する日々となりそうです。皆さんよろしくお願いします。
さて、今日はベランダのハト対策のために作業をしています。最近はよくベランダの鳩について相談が舞い込んできます。鳩の対策についてはなかなか専門業者も少ないので一般の清掃業者やビルの管理会社等が簡易的に行っていることが多いようですが、私たち専門業者からすると不徹底で頼りないものが多いのが残念です。
(当社の害虫・害獣駆除の作業の流れ)
今日の現場は以前にも清掃と対策を業者さんに依頼したようですが、結局解決せずにまた糞だらけのベランダになってしまっています。どうしようもなくなって3年ほど放置していたようですが、入居者の我慢も限界になってついに私たちにお声がかかりました。
鳩は帰巣本能がありますので、巣があるような場合には何度対策をしても一生懸命戻ってこようとしてしまいます。そういうような場合は鳩が嫌がるようなものを置くと言う程度では全く歯が立ちません。有効な対策としてはネットを張るしかないのですが、これも中途半端な作業では再侵入を許してしまいます。
まずは写真をご覧ください。
写真は作業が終わって私が消毒をしているところですが、以前業者さんにつけてもらったというネットが写っていますね。取り付けのフックが写っているところに注目してください。取り付けのフックがベランダの縁の内側に取り付けられているのがわかりますか。このようにしてしまうと鳩が一旦ベランダの縁に止まってしまうので、そこからネットをこじ開けて中へ入ろうとしてしまいます。
このフックを縁の一番外側につけて鳩が泊まる場所ができないようにネットを取り付けるのが正解です。ちょっとしたことですか、この辺のところがきちんとできるかどうかが素人と専門業者の私たちとの大きな違いになります。
とは言え、今回の現場ではすべてのネットを張り替えると費用がかかってしまうので、忌避剤などの別の方法で対策をせざるをえませんでした。最初から私たちにご依頼いただけていればとちょっと残念でした。鳩よけネットはきちんと張ればかなり有効な防御手段となりますので私たちは可能な限り、鳩よけネットの施工をお勧めしています。
このような相談に乗っていて思うのは、ハトのことではかなり困っている人がいるようですが、多くの人にとって対応が難しく諦めているのが現状のようです。私たちが作業を提案するときにはもう二度と鳩のことで7悩まないで良いようにしましょうと言って、お話をさせていただいています。お困りの方いらっしゃいましたらお早めにご相談ください。