いつもご依頼ありがとうございます😀
今日は飯塚市平恒でイタチ駆除工事を行ってきました。
いつもこのブログでも申し上げていますが、この時期のイタチは要注意です。というのはもう2月になればイタチの繁殖は始まってしまいますので、この時期に天井裏で物音がするということは、天井裏で子供を産んでしまう可能性が高いということです。
天井裏で子供を産んでしまうといろいろと厄介な問題が出てきます。
天井裏で音がするといっても昼間はほとんど音がしないので外に出ていると思っている方が多いのですが、イタチで子供がいる場合はそこがイタチの巣になってしまっているので昼間はその天井裏でじっとしています。子供も親がそばにいる場合はあまり鳴かないので気づかない場合も多いのです。
このような状況では親も子供を守ろうとしてしまうので、煙を焚いて追い出そうとしてもうまく逃げ出してくれません。子供を加えて逃げようとして落としてしまうようなこともあり、そうなるとこちらが見つけにくい状況で死んでしまうので、後になって壁の中から異臭がするなどの問題が起こりがちです。
また、成獣の場合は自分で動いてくれるので煙で追い出したり、餌で捕獲したりということができるのですが、赤ちゃんの場合はそうはいきません。うまく親を捕獲出来たとして、そのあと天井裏に上がって赤ちゃんを保護するわけですが、天井裏も狭い場所や強度が不足している場合は上がって探すことすらできない場合もあります。そのような場合は成獣の足音や赤ちゃんの泣き声を頼りに下から目星をつけて、天井を破壊して赤ちゃんを保護することになります。
写真は昨年保護したイタチの幼獣です。
今回の現場でもそうなのですが、イタチの現場で2月以降は「子供がいるかもしれない」という前提での調査が必要となります。秋口から継続的に音がしている場合はまず繁殖が始まっていると考えるべきだと思います。音がしだした秋口から駆除を始めていればもっと簡単に費用も安く解決が可能だったかもしれません。そのためこのブログでも早めの調査を呼び掛けています。
天井裏で物音がする場合、一日でも早くご相談ください。まだ、対処が間に合うかもしれません。