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夜も少し蒸し暑い季節になってきました。湿度も高くシロアリが活発に活動する時期ですね。先日は北九州市小倉南区でシロアリ調査に行ってきました。
コーポスタイルのアパートの畳と畳の周りがすでに食害にあっているとのこと。畳をあげてみると、、、すごいですね。いわゆるスチレンボードといわれる断熱材の下ですが、シロアリの巣になってしまっています。スチレンボードの下はコンクリートなのですが、このコンクリートはしっとりと水に濡れています。
どうもこのアパートの地盤が水を蓄えているようで大量の水分が地面を通して床から染み出してきているようです。山を切り崩しているような地盤では表面上は何もなくても地面の下に水の流れがあったりして、このように地面まで水が染み出してしまうようなこともあるようです。シロアリも大変ですが、地盤の改良も必要ということで大変な物件でした。シロアリは生きていくにも木を食べるのにも水を必要としますので、この部分が格好の住処になっているようです。
シロアリの様子です。このシロアリはヤマトシロアリという名前のシロアリですが、地中から建物の中に入ってきて、床や壁、柱の中などで営巣します。じっと見ていると出会い頭に頭同士を近づけるようなしぐさをしていますね。巣には数万のシロアリがいますが、このようにして餌の位置などの情報を伝えあっているそうです。
シロアリは暖かくなると非常に活発に活動しますので、食害も進みます。このように家の中で食害が発見される場合は一刻も早く駆除が必要です。おかしいな！と思ったらすぐにご連絡ください。
